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フィン・ユール展☆

東京スイーツ旅行の続きです☆

2022年9月21日

フィン・ユール展に行ってきました。

東京都美術館


フィン・ユールとデンマークの椅子の展示が東京都美術館でやっていたので行ってきました。


北欧のイスの歴史が色々見れました。
こんなに色々ホンモノが見れるのはなかなかありません。


インダストリアルは合理性が面白いけど北欧は立体的で人間を感じます。
北欧デザインの巨匠フィン・ユールといえば優美な曲線を持つイスが有名。


流れるようなラインの美しいイスのデザインが特徴。
フィン・ユールのソファなどは100万前後で取引される商品も少なくない中実際に見れる機会はなかなかありません。


デンマークの家具デザイナーは、ハンス・ウェグナーをはじめマイスター資格を持っている場合が多いですが、ユールはあくまでも建築家でありデザイナー。
そのデザインを形にしたのが名匠と呼ばれる家具職人のニールス・ヴォッダー。

イージーチェア(NO.45)


世界で最も美しいアームを持つイスと呼ばれています。
ウェグナーやモーエンセンの直線基調のイスとは雰囲気が異なります。
家具の彫刻家とも呼ばれています。

ポエトソファ


優しく包みこまれるような素晴らしいシルエット。
フィン・ユールの芸術性の高さ・緻密さを感じます。
美しすぎますね。
当初デンマークでは評価されず、第二次世界大戦後にアメリカで注目を浴びてからデンマークでも認められた経緯があります。

ペリカンチェア


ユールがまだ20代後半だった1940年の作品。
彫刻家のヘンリー・ムーアやハンス・アルプのオブジェ作品のやわらかいラインなどから影響を受けたと呼ばれています。
ペリカンが翼を広げた様子をイメージできます。

チーフテンチェア


Chieftainとは族長・狩猟といった意味で別名エジプシャン・チェアとも呼ばれています。
横から見ると後脚、背もたれの枠、貫が織りなす三角形の構造が古代エジプトの壁画に描かれていた嬢王のイスと同じだったのでこの別名がつきました。

VL45 ラジオハウス


1940年代にコペンハーゲンにあるデンマーク国営放送局(ラジオハウス)のために、デンマーク人建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンがルイスポールセンと共同で製作したもの。


展示エリアとは別に世界の名作椅子を試しに座れるスポットがありました。


なかなかない機会なのでありがたいです。

ベーカーソファもこちらにありました。
一日中座っていたい。


PP503も初めて座ることができて感激。


コーア・クリントのファーボーチェア。
つい座ってみたくなる形です。

東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36
03-3823-6921

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